RallyCross2019/02/08

スパのWRXコース・レイアウト発表

(c)FIAWorldRallycross.com

 5月11日〜12日に世界ラリークロス選手権第3戦としてベルギーで開催されるスパフランコルシャンの新しいラリークロス・コースが公開された。

 このラリークロス・コースは、スパフランコルシャンのグランプリコースと新たにコース外に設計されたグラベル・セクションを組み合わせた1周913メートルの距離をもつ。スタートラインは、F1サーキットの外側に位置し、グラベルの短いストレートを経て左にカーブする第1ターンを経てグランプリのコースに入っていく。

 マシンはその後オールージュを通過してレディオンまで上り坂を駆け上がり、そこで左へのヘアピン・コーナーでターンして再びオールージュへ向かってコースを下り、右へターンしながらF1サーキットを外れて新設のグラベル・セクションへ戻っていく。

 このグラベル・セクションには、昨年ユタ・モータースポーツ・パークのトラヴィス・パストラーナのナイトロサーカス・ラリークロスコースでも使用されていたような、バンクになっているコーナーが設けられているのが特徴となっており、さらにスパの発表によると、『ドライバーにとってさまざまな走行ラインが可能となり、息を飲むような攻防につながる』という2つのジャンプを含んでいる。

 ジョーカーラップは、2回目のグラベル・セクションのスタート手前でメインコースから分岐し、最終コーナーの出口まで基本のサーキットの内側を周回する。

 5月11日〜12日にスパで開催される世界ラリークロス選手権第3戦ベルギー・ラウンドでは、シルバーストンのスピードマシン・フェスティバルをモデルとして、世界RXイベントの傍ら数々のアクティビティが計画されている。