RallyCross2019/09/02

ティミー・ハンセンがフランスRXで優勝

(c)FIAWorldRallycross.com

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 ロエアックで行われた世界ラリークロス選手権第8戦のフランス・ラウンドは、チーム・ハンセンMJPのティミー・ハンセン(プジョー208WRX)が素晴らしいスタートを決めて勝利した。

 ティミー・ハンセンは、困難な初日から立て直し、Q4の圧倒的なパフォーマンスで予選をトップで通過したが、セミファイナル1ではタイトル争いのライバルであるアンドレアス・バッケルド(アウディ S1)に敗れてファイナルのポールポジションを逃し、2列目のグリッドからのスタートとなっていた。

 バッケルドはファイナルでも好スタートを切ったものの、フロントローから同じく素晴らしいスタートを切ったニクラス・グロンホルム(ヒュンダイi20)を振り切ろうとしたためにオーバースピードのためターン1が深くなってしまい、2台ともワイドになった。

 これにより、2列目の内側からスタートしたティミー・ハンセンがリードを奪い、そのまま後ろを振り返ることなく、5週目にジョーカーを選択し、自身2回目のロエアックの勝利を獲得した。

 GCコンペティションのドライバーであるリトアニア出身のロカス・バシウスカ(ルノー・メガーヌRS)はQ2を制して予選初日を首位で終え、Q4ではティミー・ハンセンに次ぐ2番手タイムをマークし、暫定2位で予選を突破した。

 バシウスカはファイナルを2列目からスタート、ティミー・ハンセンに続いて2番手で最初のコーナーを立ち上がろうとしたが、イン側をチームメイトのアントン・マルクルンド(ルノー・メガーヌRS)に刺されてパスされることになった。バシウスカに続いて4位に付けたのは選手権リーダーのケヴィン・ハンセン(プジョー208WRX)だ。ケヴィンは予選10番手と苦しんだが、セミファイナルで元DTMチャンピオンのティモ・シャイダーとの3位争いに勝ってぎりぎりファイナル進出を掴み、最後列からスタートからスタートを切っている。

 マルクルンドが今シーズンの自身最高位となる総合2位を獲得しただけでなく、ゲラン・シシェリがオーナーを務めるGCKチームは、チームの母国イベントで、2戦連続となるチーム史上最高のパフォーマンスを発揮した。

 ヨーロッパのスーパー1600王者であるバシウスカが総合4位となってマルクルンドの表彰台をバックアップした。バッケルドとグロンホルムはそれぞれ5位と6位となった。

 週末を通して力強いパフォーマンスを見せたバッケルドは、ハンセン兄弟に2ポイントの差をつけて選手権の首位に立っており、ラトビアと南アフリカで行われる今年最後の2ラウンドを迎える。

 マルクルンドが今シーズンの自身最高位となる総合2位を獲得しただけでなく、ゲラン・シシェリがオーナーを務めるGCKチームは、チームの母国イベントで、2戦連続となるチーム史上最高のパフォーマンスを発揮した。

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 週末を通して力強いパフォーマンスを見せたバッケルドは、ハンセン兄弟に2ポイントの差をつけて選手権の首位に立っており、ラトビアと南アフリカで行われる今年最後の2ラウンドを迎える。