ERC2019/06/29

フットゥネンがERCポーランドの初日をリード

(c)ERC

 ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)第4戦ラリー・ポーランドが28日金曜日に開幕、オープニングステージとして行われたミコワイキ・アリーナのスーパーSSを制したヒュンダイ・モータースポーツNから出場するヤリ・フットゥネン(ヒュンダイi20 R5)がリードを奪うことになった。

 2017年にERCジュニアU27カテゴリーでシーズン2位となったフットゥネンは、新たにミッコ・ルッカとのコンビでポーランドに参戦、2.50kmという短いミコワイキ・アリーナのステージではあったが、ERCチャンピオンのアレクセイ・ルクヤヌク(シトロエンC3 R5)に0.2秒差をつけてトップに立ち、昨年、惜しくも2位となったイベントでの勝利にむけて力強いペースを見せることになった。

 ルクヤヌクから0.5秒差の3番手には、予選ステージでも3番手の速さをみせたシュコダ・ポーランドのミコワイ・マルツィック(シュコダ・ファビアR5)が続き、選手権リーダーのウーカシュ・ハバイ(シュコダ・ファビアR5)を0.3秒差で抑える速さをみせた。

 5番手にTGSワールドワイドのアーロン・ドムザワ(シュコダ・ファビアR5)、6番手にはMOLレーシングチームのノルベルト・ヘルツィグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)が続き、予選ステージでトップタイムを奪ったACCRチェコ・ラリー・チームのフィリップ・マレシュ(シュコダ・ファビアR5)が7番手のスタートとなっている。

 また、チームSTARDの新井大輝(シトロエンC3 R5)は、1周目にワイドになって右のリヤをヒットさせながらも無事に12番手でスタートを切っている。

 ラリー・ポーランドは、明日朝に行われる11.26kmのパプロツキ・ステージから二日間にわたる本格的な戦いをスタートする。