WRC2019/05/22

ポルトガルに11台のWRカー、32台のR5マシンが出場

(c)Toyota

 5月30日から6月2日まで行われるラリー・デ・ポルトガルには、11台のWRカー、32台のR5マシンからなる61台のエントリーしたことが明らかになった。

 ヒュンダイ・モータースポーツが、ラリー・デ・ポルトガルのドライバーズラインナップにセバスチャン・ローブを加えることを発表した火曜日、ポルトガルの主催者は今年のイベントの正式なエントリーリストを公開した。ヒュンダイはティエリー・ヌーヴィル、ダニエル・ソルドに加え、アンドレアス・ミケルセンに代わってローブを起用した3台体制で挑むことになる。

 トヨタGAZOOレーシングWRTはオイット・タナク、ヤリ-マティ・ラトバラ、クリス・ミークの3台、シトロエン・レーシングはセバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピ、Mスポーツ・フォードWRTはエルフィン・エヴァンス、テーム・スニネンに加えて、WRカーデビューを果たすガス・グリーンスミスの3台体制となる。

 WRC2プロ選手権には4台がエントリー、シトロエン・トタルからマッズ・オストベルグ、新しいシュコダ・ファビアR5エボをWRCデビューさせるシュコダ・モータースポーツはカッレ・ロヴァンペラとヤン・コペツキの2台体制、Mスポーツ・フォードはウーカシュ・ピニオウジェックをノミネートした。

 プライベーターによるWRC2選手権には前戦チリで優勝を飾ったTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元を筆頭として全23台がエントリーしている。南米ラウンドには出場しなかったオーレ・クリスチャン・ヴェイビーやニコライ・グリアジンなどのほか、ヘニング・ソルベルグやヤリ・フットゥネンなど注目どころが多数出場している。