トヨタGAZOOレーシングWRTは、ラリー・デ・ポルトガルにおいてエルフィン・エヴァンスが今シーズン初優勝を飾り、WRCチャレンジプログラムの勝田貴元がキャリア最高位となる4位でフィニッシュを迎えている。
この週末、富士スピードウェイで行われたスーパー耐久シリーズ第3戦富士24時間レースにトヨタ自動車が開発した水素エンジン搭載のカローラ・スポーツが史上初めてのレースに参戦しており、自らこのマシンのステアリングを握った豊田章男TGRチームオーナーは、ポルトガルで輝かしい成長をみせたエヴァンスと勝田に向けて祝福のメッセージを贈っている。(以下、メッセージ全文)
エルフィン、スコット、優勝おめでとう!
前戦クロアチアでの悔しさをしっかり力に変えてポルトガルの難しい道を力強く走りきってくれました。チームにとっても貴重なポイントです。本当にありがとう!ファンの皆さまも熱い応援をありがとうございました!
貴元は自身最高位となる4位おめでとう!
私がポルトガルの途中結果を見たとき、貴元は3位のオジェに1.5秒差で迫っていました。クロアチアでステージトップをとった時、君の成長に本当に感動したけれど今回はそれ以上にとても“驚いた”。これからも、ぜひ私たちを“驚かせ”続けて欲しいと思います。
トップを争えるドライバーになると今までには経験したことのない環境に直面し悩んだり迷ったりすることがあると思う。だけど、ぜひ私と私のチームを信じて欲しい。私たちはドライバーの成長を一番に考え、それを喜びにするチームだと思っています。これからも一緒に成長していこう。
そして、ヤリマティ、こんなに離れたところで戦っているのに、君とは近くで一緒に働いている気持ちになれる。今週末、私が富士で使った“魔法の言葉”をヤリマティもさっそくポルトガルで使ってくれたみたいだね。
おはようございます!Hyvaa huomenta!
今、みんなに問いかけたらヤリマティも、チームのみんなもきっと「こんばんは!」「Hyvaa iltaa!」と答えるだろう。 みんな今週末もハードワークをありがとう!Kiitos!
すぐにイタリアに向けた準備が始まると思うのでチームのみんなにもよろしく伝えてください。また次の戦いに向けて、みんなでがんばろう!