WRC2019/11/28

エヴァンス、「トヨタでさらに上を目指す」

(c)Toyota

 2020年にトヨタGAZOOレーシングWRTへの移籍が決まったエルフィン・エヴァンスは、新チームで迎える新しいシーズンを楽しみにしていると語った。

 30歳のエヴァンスは、これまでのWRCキャリアの86戦すべてをフォード・フィエスタで走ってきた。エヴァンスは長年所属してきたMスポーツ・フォードに別れを告げるとともに、新天地トヨタでさらに上を目指したいと来季への豊富を語っている。

「トヨタへの加入は自分にとって素晴らしいチャンスであり、とても興奮している。チームはWRC参戦を開始した3年前から素晴らしい結果を残してきたので、自分がその一員となることを嬉しく思っている」とエヴァンスは語った。

「トミ(・マキネン代表)は、自身がドライバーとして大きな成功を収めたように、WRCの高いレベルで戦う術を熟知している。来シーズンの開幕に向けて、チームとの関係がさらに深まることを期待している。この新しいチームでさらに上を目指し、より多くの勝利を獲得し、成果を残したいと思っている。セバスチャン(・オジエ)と再び一緒に仕事をするのも楽しみだ。多くの経験と実績がある彼は、チームメイトとして素晴らしい存在になるだろう」

 エヴァンスは、これまで素晴らしい思い出をともにしてきたMスポーツに感謝していると語った。

「Mスポーツ・フォードは、自分のキャリアにとってとても大きな意味をもつものだ。2007年にフィエスタSTで参戦を始め、それ以来、Mスポーツのフィエスタのほぼすべてのラリーカーで走ってきた。素晴らしい人たちと仕事をするチャンスに恵まれ、その多くが生涯の友人になっている」

「いま、選手権で走る多くの人たちと同じように、僕もこの小さいながらも情熱あふれるチームにとても感謝をしている。いくつもの素晴らしい思い出とともに去るが、これまでマルコムやMスポーツのみんなと過ごせたことは永遠に感謝している」