WRC2021/06/29

サファリ・ラリー、2026年までWRC開催に合意

(c)Toyota

 ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領は、サファリ・ラリー・ケニアが2026年まで世界ラリー選手権として開催されることを発表した。

 サファリ・ラリー・ケニアは、長きにわたる準備期間と新型コロナウイルスの流行による復帰の一年延期を経て、先週末、19年ぶりに世界ラリー選手権としての開催を成功させることになった。

 サファリ・ラリーは、最終日までドラマチックな展開となり、優勝が確実と思われたティエリー・ヌーヴィルがリタイアとなったあと、勝田貴元との接戦を制したセバスチャン・オジエが優勝を飾ることになった。

 ケニヤッタ大統領はゴールセレモニーにおいて、勝者ととともに主催チームの努力を讃えるとともに、サファリ・ラリーが2026年まで世界ラリー選手権として開催を継続される合意がなされたことを公式に発表した。

「政府はこのたび、FIAおよびWRCプロモーターとの間で合意に達するjことになった。ここにサファリ・ラリーが2026年まで毎年、世界選手権として開催されることになったことを発表できることを大変嬉しく思っている。よって政府は直ちに来年のための準備を開始し、ケニアのサファリ・ラリーを再び成功させるために必要な資金援助を約束する」と大統領は述べている。

 オジエは、サファリ・ラリーが素晴らしいイベントだったと述べ、WRCのためにも毎年開催されるべきだと語った。

「サファリ・ラリーがWRCとして定着することに僕も大賛成だ。WRCには多様性が必要だし、間違いなく素晴らしいイベントとして僕らは楽しんだし、多くの人がラリーカーのアクションを見て楽しだに違いない。サファリは非常に独特で、興味深い部分もあった。また、地元の人々の熱意を目の当たりにすると、僕たちもとても嬉しくなる。ロードセクションには信じられないほど多くの人が来てくれ、素晴らしいサポートだった」