WRC2021/10/17

ソルド、「次は僕の最後のシーズン」

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツのダニエル・ソルドは、来シーズンが自身のWRC最後のシーズンになることを明かした。

 スペイン出身のソルドは、これまでWRCに16シーズン参戦しており、2022年は17シーズン目となる。ソルドは、セバスチャン・ローブのナンバー2としてシトロエンに在籍した2010年までの5年間で、17回の2位を経験しながら未勝利となったが、2013年にふたたびチームに復帰し、シトロエンDS3 WRCを駆ってWRC初優勝を飾っている。彼はヒュンダイには2014年に加入、2019年と2020年のラリー・イタリア・サルディアで2回の優勝を経験している。

 ソルドは、2018年以降はフルシーズンではなく限定的に参戦となっており、来季のオリヴァー・ソルベルグと3台目のヒュンダイi20クーペWRCをシェアすることになるが、2022年もヒュンダイとの契約を更新できたことに満足していると語った。

「これは僕が望んでいたことだし、彼らも満足していると思う」と、ソルドはヒュンダイとの限定参戦の契約について語った。

「彼らが僕を頼りにしてくれて、チームのために僕がもう1年過ごせると考えてくれていることが嬉しいよ」

「もちろんスペインのようなラリーに参加したときには、僕はまだ幻想を保っている。ラリーに勝ちたいってね! この幻想がなければ、うまくいかない。チャンピオンシップをすべてを走りたくないが、いくつかのレースやテストに参加して、チームと協力したいと思っている。でも、次のシーズンが僕の最後のシーズンになるだろう」