WRC2021/07/24

ソルド、カレーラにコドライバーを変更

(c)Daniel Sordo

 ダニエル・ソルドは、ボルハ・ロサーダに代わり、カンディド・カレーラを新しいコドライバーに迎えたことを発表した。

 ソルドは今季、開幕戦ラリー・モンテカルロをもって長年コンビを組んだカルロス・デル・バリオと別れてロサーダとの新コンビをスタート、二人の初戦となった3月のラリー・デ・ポルトガルでは2位となっていた。しかし、ラリー・イタリア・サルディニアではクラッシュのために17位、サファリ・ラリー・ケニアでもサスペンションを壊して12位に終わっていた。

 ソルドによれば、ロザーダと一緒に仕事を継続するために努力を続けてきたが、コックピットにおいて2人の完璧な理解にはつながらなかったと説明している。

「ボルハ(・ロサーダ)のこれまでの献身とプロフェッショナリズムに感謝したい。彼はマシンの中でも外でも、素晴らしいコドライバーであることを証明してくれた。しかし残念なことに、僕ら二人が同じ考えを持つように努力してきたにもかかわらず、ステージ上の注意事項の理解が完璧ではなかった。一日も早くカンディド・カレーラと仲良くなって、今年のうちに一緒に大成功を収めたいと思っている」

 新しいコドライバーに決まったカレーラは、これまでにホセ・スアレスなどのコドライバーをした経験をもち、昨年末にはソルドの新しいコドライバーの候補の一人としても噂されており、12月初旬にギャップ南西に位置するコル・ド・フェイで行われた開幕戦モンテカルロのための最初のテストでもソルドのためにペースノートを読んでいる。

 ソルドとカレーラの初戦は9月に行われるアクロポリス・ラリー・ギリシャになると見られている。