WORLDWIDE2019/07/07

ソルベルグ、エストニアでスニネンや勝田と対決へ

(c)ERC

 17歳のオリヴァー・ソルベルグは、7月12-14日にWRCプロモーショナルイベントとして行われるラリー・エストニアにフォルクスワーゲン・ポロGTI R5で参戦、世界ラリー選手権を争うトップドライバーたちが駆るR5マシンと対決する。

 ソルベルグは、昨年、エストニアにおいてR2クラスで2位となっており、2度目のエストニア参戦となる。5月に行われたラリー・リエパーヤで史上最年少のERCウィナーに輝いたソルベルグは、現在、エストニアとラトビアの両方の選手権をリードしており、両選手権のタイトルを狙ううえでも彼にとってエストニアは重要な一戦になる。

 また、ラリー・エストニアには選手権リーダーのオイット・タナクをはじめとして4ワークス全てが参戦、7台の最新世代のWRカーが走る予定だが、13台がエントリーしているR5マシンのカテゴリーの対決からも目が離せそうにない。トップドライバーの一人であるテーム・スニネンと勝田貴元がデビューさせる最新のフォード・フィエスタR5、さらにはフィンランド王者のエーリック・ピエタリネンやERCジュニアU28王者のニコライ・グリアジンのシュコダ・ファビアR5に対して、ソルベルグがどこまでの速さを見せることができるのか世界が注目することになるだろう。

「ラリー・エストニアを本当に楽しみにしているよ。昨年もこのイベントを走っているし、かなりお気に入りのラリーだよ。今回はテーム・スニネンらとの大きなバトルが待っている、とてもワクワクするし、きっとそれは素晴らしい学びの経験になるだろう。スタートが待ちきれないよ」