Information2017/03/08

トヨタ、WRCをイメージしたヤリスGRMNを発表

(c)Toyota

 トヨタは、ジュネーブショーで世界ラリー選手権に参戦するヤリスWRCをイメージを受け継いだヤリスGRMNを発表した。ヤリスGRMN は、 TOYOTA GAZOO Racing がモータースポーツにおいて培ったエンジニアリング・チューニングのノウハウを注ぎ込み開発した、ハイパフォーマンス・スポーツハッチバックだ。

 新型ヤリスGRMNには、210 馬力を超える出力を実現する 1.8L スーパーチャージャーエンジンが搭載されるほか、フロントサスペンションタワーのバー追加や、ブレース補強を行った強化シャシー、SACHSショックアブソーバー、トルセンLSD(リミテッド・スリップ・デフ)、フロントスタビライザーバーを装着、走る楽しさを追求している。

 ヤリスGRMNは、性能だけでなく、スタイリングも特徴的だ。スポーティさを感じる3ドアハッチバックボディに、BBS社の17インチアルミ鍛造ホイールを採用。ヤリスWRCを思わせるセンターエキゾーストテールパイプ、リアディフューザー、ブラックウィングリアスポイラーを採用しているほか、外観デザインは、白色のカラーリングを基調に、ボンネットやサイドシルには、ヤリスWRCラリーカーを連想させる赤と黒のディテールを配し、ラリーの躍動感を演出している。インテリアは、専用開発されたスポーツシートを備え、ドライビングを重視したインテリアに仕上がっている。

 TOYOTA GAZOO Racingの技術を結集して開発された「新型ヤリスGRMN」は、2018年初頭、ヨーロッパでの限定発売を予定している。