WRC2020/07/31

トルコ日程変更が決定、9月18-20日に開催へ

(c)Toyota

 世界ラリー選手権第5戦のマルマリス・ラリー・トルコは、当初のスケジュールを1週間前倒しで9月18-20日に開催する。

 WRCプロモーターは、マルマリスを拠点とするラリー・トルコの主催者であるトルコ自動車スポーツ連盟(TOSFED)と日程変更に合意し、モータースポーツの統括団体であるFIAの承認を得ることになった。この変更によって、ベルギーで10月2-4日に予定されるイープル・ラリーがWRCカレンダーに迎えることが可能となる。

 WRCプロモーターのマネージングディレクターであるヨナ・シーベルは、トルコの青少年スポーツ省とTOSFEDがこの変更に同意したことに感謝の意を表した。

「トルコの日程変更は、2020年のカレンダーに更なるイベントを導入するという選択肢が生まれることになった。世界のスポーツにとって厳しい時期に柔軟に対応してくれたTOSFEDには大変感謝している」とシーベルは語った。

「トルコの人気リゾート地であるマルマリスは町を解放し、観光客を歓迎している。競技者やファンは、コロナウイルスの封鎖後も安心してマルマリスを訪れることができる。イベントはもちろん、新型コロナウイルスの感染を防ぐためのプロトコルに基づいて開催される。FIAとWRCプロモーターのガイドラインがトルコの健康法に適用され、すべての関係者とファンが楽しめる安全な環境が整う」

 TOSFEDのエレン・ユスラートプライ会長は、「トルコでの3度目の開催となるWRCを迎えられることを嬉しく思う。必要な条件のもとで安全で成功したイベントを運営するために必要なことをすべて行う」と述べている。