WRC2021/05/14

ヒュンダイ、サファリでもソルドを起用へ

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、6月24〜27日に行われる世界ラリー選手権第6戦サファリ・ラリー・ケニアのラインナップを発表、オイット・タナクとティエリー・ヌーヴィルのレギュラードライバーに加えて、ダニエル・ソルドがサードドライバーとしてチームに加わることを発表した。

 ソルドは来週の第4戦ラリー・デ・ポルトガルで開幕戦ラリー・モンテカルロ以来、4カ月ぶりにWRCに戻ることになっており、そのあとラリー・イタリア・サルディニア、サファリ・ラリーと3連連続で出場することになる。

 ヒュンダイは今季もタナクとヌーヴィルを主軸に、クレイグ・ブリーンとソルドが3台目のi20クーペWRCを共有し、イベントの適正に応じて最適なラインナップで臨む方針だ。19年ぶりにWRCに復帰するサファリ・ラリーではすべてのワークスドライバーにとって未体験のラリーとなるため、すべてのドライバーにとって経験値という意味ではイコール・コンディションでの戦いとなるが、ここでは信頼性が高く安定した走りに定評があるベテランが起用された恰好だ。

「もちろん、これが僕にとって初めてのWRCサファリ・ラリー・ケニアの参戦だ! 特別なイベントなので、この夏、どんな体験ができるかワクワクして待っているよ!」とソルドはソーシャルメディアでコメントを発表している。

 サファリ・ラリーのエントリーは5月25日に締め切られる予定となっている。