シトロエン・レーシングの撤退によってシートを失ってしまったエサペッカ・ラッピだが、来季についての話し合いがすでに始めており、「とてもいいことがすでにあった!」と交渉はいい流れにあることをSNSで認めている。
彼はこの書き込みの前に行われたフィンランドメディアのインタビューにおいて、Mスポーツ・フォードが来季の唯一のチャンスになると語っている。
「シトロエンとの一年は(モンテカルロの)エンジンのブローで始まり、(スペインの)エンジンブローに終わった。そして最後にこの爆発的な出来事が待っていたよ。チームにとっても誰にとってもショックな出来事だった」とラッピは語った。
「僕らは最後まで車をよくするための作業に取り組み、エンジン、サスペンション、ステアリングに関するアップデートがあり、新しい空力コンポーネントなどを試していた。このようなことが起こるとは夢にも思わなかった」
「振り返ってみると、1年前にトヨタを離れたのは間違った決定だったと言うのは簡単かもしれない。しかし、1年前にそうしなくても、今年どうなっていたかはわからないからね」
「僕らは前を向いてゆく。Mスポーツは僕らにとって唯一のチャンスだ。もちろん話し合いは簡単ではない。このシーズンをふりかえっても、僕は最強の候補者ではないからね。しかし、僕らはシートのために戦うつもりだ」