WORLDWIDE2019/11/05

ルフェーブル、コンドロスで2年連続優勝

(c)MY Hub

 ステファン・ルフェーブルが11月1-3日に開催されたベルギー選手権最終戦のラリー・ドュ・コンドロス・ユイにMスポーツの新しいフォード・フィエスタR5 Mk2で参戦、2年連続で優勝を飾った。

 ルフェーブルのコンドロス参戦は、最新のラリーカーをコストを押さえた料金でカスタマーにレンタルする新しいプラットフォームの「MY Hub(マイ・ハブ」とMスポーツの協力によって実現したものだ。

 シトロエンC3 R5を駆って昨年コンドロスで優勝したルフェーブルは、ベルギー選手権のタイトルを争うライバルたちに最終的に52.5秒差をつけて優勝を飾ることになった。

 最終ステージではベルギー選手権を争うフロントランナーに相次いでドラマが発生、22秒差の総合2位(ベルギー選手権では首位)につけていたステファン・ベトレット(シュコダ・ファビアR5エボ)がクラッシュのためリタイアに、3位につけていたアドリアン・フェルネモント(シュコダ・ファビアR5)もパンクに見舞われて4位に転落することになったが、彼は選手権でもベトレットの追撃をふりきって波乱の末に初のベルギー・チャンピオンに輝いている。

 2位にはギヨーム・ド・メヴィウス(シトロエンC3 R5)、3位にはギラン・ド・メヴィウス(シュコダ・ファビアR5)が続き、兄弟でポディウムを飾ってシーズンを終えることになった。