RallyCross2018/11/27

ローブ、プジョー208WRXでプライベート参戦か

(c)Peugeot

 世界ラリークロス選手権の最終ラウンドを3位でフィニッシュしたセバスチャン・ローブは、プジョー208 WRXで来季もプライベーターとして走る可能性があることについて言及した。

 プジョーは今季をもって世界ラリークロス選手権へのファクトリー参戦を中止することを発表しているが、プジョーと提携してきたチーム・ハンセンとともにローブが来季以降のラリークロスのプログラムをどうするのかはまだはっきりとしていない。

 チーム・ハンセンはこの208 WRXを来季もプライベーターとして走らせたいと考えているようだが、プジョーとの合意はまだ得られておらず、着実な成長を遂げてきたティミー・ハンセンとオリヴァー・ハンセンの兄弟の今後も不透明だ。

 シーズンを4位で終えたローブは、プジョーファクトリーが今季開発に着手したこのマシンをそのままお蔵入りさせるのはもったいないと考えているようだ。

「今シーズンについても正直満足しているよ。たった1回の勝利とはいえ1勝は1勝だからね!」とローブは語った。「今シーズン、すでに証明されてきたとおりに最終戦でもマシンはとても速かった。僕らはこのプログラムに集中して取り組んできたし、シーズン中には208 WRXへの待望だった大きなアップデートが行われている。プジョーがオフィシャル参戦した最初のシーズンとしてはいいパフォーマンスを出すことができたと思う。この最後のレースでも、我々は再びとてもコンペティティブな走りを見せることができたし、最初から最後まで戦うことができた」

「まだ来年については僕が何をするのか分からない。プログラムの終了についてはすばらしいニュースではなかったが、いくつかの他のチャレンジを見つけることになる、おそらくプライベーターとしてね。僕らはすでにこのマシンを走らせることについて考えている。予算を見つけるのは難しいが、現時点ではすべてがオープンだ。どうなるか見てみなければならない」