JAPAN2021/01/14

全日本開幕戦予定の嬬恋がキャンセルに

(c)Takeshi Sakuma

 JAF(日本自動車連盟)は、2月4日から7日まで開催予定だった2021年FIA APRCアジア・カップ第1戦およびJAF全日本ラリー選手権第1戦Rally of Tsumagoi 2021が開催中止となったことを発表した。

 Rally of Tsumagoiは、昨年も台風によるコース悪化のためにキャンセルとなっており、今年も新型コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言下のなかで、主催者は苦渋の決断に至った。

 Rally of Tsumagoi 大会組織委員会は次のようにコメントしている。

「2月4〜7日にかけて開催予定の「Rally of Tsumagoi 2021」は、誠に残念ではありますが、開催を中止とさせていただきます」

「本日まで、開催に向けて群馬県や嬬恋村、関係各所と新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策を含め、ギリギリの調整を進めてまいりました。しかし、関東1都3県に加え、関西地域、中部地域の緊急事態宣言が発出されることになり、全国から多くの参加者が集まる全日本ラリーの開催は大変困難であり、多方面に誤解を招く可能性が高いため、大変厳しい決断ではありましたが、開催の中止という決断をさせていただきました」

「参加に向けて準備を進めておられた皆様方には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。来年2022年は新型コロナウイルスが収束し、賑やかな嬬恋でのスノーラリーが開催できることを切に願っております」