WRC2020/02/07

勝田に続け! トヨタ、次世代若手ドライバー育成へ

(c)Toyota

 
 トヨタGAZOOレーシングは、国内外のレースやラリーで活躍できる日本人ドライバーを育成するための既存のプログラムを統合・発展させた、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC:TGR Driver Challenge program)を推進していくことを発表した。

 これまでトヨタGAZOOレーシングは、トヨタGAZOOレーシング(TGR)ラリーチャレンジプログラム、WECチャレンジプログラム、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)、フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)を実施してドライバーの育成に務めてきた。2020年より、これらの活動は「TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)」に集約されることになり、ラリーについても勝田貴元に続く若手ラリードライバー育成のため、ラリーにおけるTGR-DC育成ドライバーの枠を新設し、FIA-F4に参戦するスカラーシップドライバーや国内ラリーに参戦する若手ドライバーから選出することを今後検討していくとしている。

 また、2015年より開始したTGRラリーチャレンジプログラムは、WRCで活躍できる若手ラリードライバーの育成を目的とし、2020年からは「TGR WRCチャレンジプログラム」へと名称が変更される。2020年は、勝田が同プログラムからヤリスWRCでWRCの欧州7戦と母国日本の全8戦に参戦する計画だ。