ERC2019/06/24

大輝、ERC挑戦第2ラウンドのポーランドへ

(c)ERC

 新井大輝は、今週、ポーランドで開催されるFIAヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)ラリー・ポーランドに参戦する。

 大輝の父、新井敏弘も2013年にミコワイキで行われたラリー・ポーランドにストール・レーシングから参戦し、スバル・インプレッサWRX STIで総合13位、ERCプロダクションカップで3位を獲得した。

 マンフレッド・ストールが運営するチームSTARDのシトロエンC3 R5を駆って、今季からERCへの挑戦を開始した大輝は、5月にラトビアに行われたラリー・リエパーヤでは電気系のトラブルのために8位に終わっており、今週のラリー・ポーランドの高速ステージでERC1ジュニア選手権のトップ争いを目指す。

「これは僕にとって新しいラリーだ。僕はこれまでポーランドに行ったことがない」と25歳になる大輝は語った。タイヤはヨコハマ・タイヤ、コドライバーはイルカ・ミノアが務める。

「だが、ステージが柔らかい路面で高速なことは知っている。僕はそれらが得意だ。5位以内は可能だと思うが、横浜のためにデータを集めることもこのラリーに参戦する目的の一つだ。 ラトビアでは、タイヤはドライなコンディションで非常にうまく機能していたので、ポーランドでも同じような天気で競争力を持てることを願っている」