JAPAN2019/09/22

新井大輝がラリー北海道の初日をリード

(c)Takeshi Sakuma

 全日本ラリー選手権第8戦ラリー北海道のレグ1を終えて、新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI)がリード、2位には新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が15.4秒差で続く展開となっている。

 新井大輝は金曜日の夕方に北愛国広場の近くで行われたスーパーSSを制してラリーをリード、土曜日のオープニングSS2では鎌田卓麻/鈴木 裕(スバルWRX STI)に首位を奪われるものの、SS3でベストタイムを奪って首位を奪還、2位には新井敏弘が浮上する展開となった。

 新井大輝はSS4ではジャンプの着地で背中を痛めるものの連続してベストタイムを叩き出し、さらにSS6、7と連続してベストタイムを奪って新井敏弘との差を15.4秒としてレグ1のラリーリーダーとなっている。3位の鎌田は首位からは25.6秒差、選手権リーダーの奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューション)はクンネイワでフロントを壊すなどペースに苦しみ4位となっている。

 また、ラリー北海道で併催されているアジア-パシフィック・ラリー選手権のアジア・カップの第3ラウンドは、クスコレーシングから出場するマイケル・ヤング/グレン・マクニールが新しいトヨタCH-R AP4のデビュー戦で首位を快走、2位の増村 淳/竹原静香(三菱ランサーエボリューション)に3分59.3秒差を付けて独走している。