JAPAN2018/09/02

日本アルペン4連覇の平林 武氏が死去

 松本カースポーツクラブ(MCSC)会長の平林 武(ひらばやし・たけし)氏が、31日に病気のため死去した。

 平林氏は、伝説の日本アルペン・ラリーで史上初の4連覇を成し遂げるなど、日本を代表するラリードライバーとして活躍した。

1972年第14回平林 武/末野豊文(日産ブルーバード)
1973年第15回平林 武/森実えり子(日産ブルーバード)
1974年第16回平林 武/中原祥雅(スバル・レオーネRX)
1975年第17回平林 武/佐久間健(日産ブルーバードU)※24台同時優勝扱い

 その後、平林氏は海外ラリーにも挑戦、1975年のサザン・クロス・ラリーでは7位でフィニッシュ、1980年にはスバル・レオーネ4WDスイングバックでサファリ・ラリーに初挑戦してクラス優勝を飾っており、1985年のサファリ・ラリーでもダイハツ・シャレードでクラス優勝を飾っている。サファリでは合計4度のクラス表彰台を果たしている。

 写真は、2015年3月に都内で催された、元(JMC)日本モータリストクラブ代表だった渋谷道尚(みちたか)さん傘寿のお祝いの際に出席した際に撮影されたもの。ご冥福をお祈りしたい。