JAPAN2018/06/12

映画『OVER DRIVE』のヤリスがモントレーで優勝

(c)Takeshi Sakuma

 6月8〜10日に群馬県嬬恋村パルコールつま恋を起点に開催された、FIA インターナショナルラリー2018 日本スーパーラリーシリーズ(JSR)第2戦モントレー2018で、現在公開中の映画『OVER DRIVE』に登場するスピカレーシングファクトリーのヤリスSCRS が出場し、2日間のラリーで1度も首位の座を譲らず優勝を飾ることになった。

 今回、スピカレーシングファクトリー・ヤリスSCRS の競技中メンテナンスはCUSCO RACINGが担当、クルーを務めたのはCUSCO RACING の炭山裕矢/保井隆宏だ。

 今季、アジア-パシフィック・ラリー選手権で2連勝している炭山は、ラリー直前の木曜日に初めてヤリスSCRSをテストドライブしたが、グラベルとターマックが混在する難しい設定となったラリーでもスタートからマシンのポテンシャルをフルに発揮し、初日のステージ全てでトップタイムをマーク、二日目も圧巻の走りでトップタイムを連発したが、最終ステージのみパンクでスロー走行を余儀なくされたため、パーフェクトゲームはならなかったが、これまでの大量マージンを活かして、映画の世界から飛びだしたヤリスSCRSを一目見るべくつめかけたギャラリーの声援のなかで余裕のトップフィニッシュを飾っている。