RallyCross2019/10/31

2020年の世界RXカレンダーが発表

(c)FIAWorldRallyCross.com

 2020年のFIA世界ラリークロス選手権の暫定カレンダーが30日に発表となった。バルセロナのカタルニア・サーキットを舞台としたスペインが2年ぶりに開幕戦に復帰、今季と同様にケープタウンで開催される南アフリカが最終戦となり、全11戦のうちの2戦についてはFIAワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)の最終批准を待って、今後数週間に開催地が発表される予定だ。

 4月18-19日の開幕戦スペインに続いて第2戦となるのは、1年のブランクを経てカレンダーに戻ったモンタレグレで開催されるポルトガル(5月2-3日)、第3戦は今季に続きスパ-フランコルシャン・サーキットでの2回目の開催となるベネルクス・ラウンド(5月16-17日)。第4戦ノルウェーのヘル(6月13-14日)、第5戦スウェーデンのヘリェス(7月4-5日)と続く。

 7月18-19日の第6戦は開催地の確定待ちとなり、そのあとは第7戦として新たに開催されるニュルブリクリンクのドイツ・ラウンド(8月1-2日)、第8戦フランスのロヘアック(9月5-6日)となり、9月19-20日の第9戦も同じく開催地の最終確定待ちとなる。

 今季開幕戦としてヤスマリーナ・サーキットで行われたアブダビ・ラウンドは10月30-31日の第10戦へと移動になり、最終戦の南ア・ラウンドは11月14-15日となる。

 FIA世界ラリークロス選手権のプロモーターであるIMGでマネージングディレクターを務めるポール・ベラミーは次のように語った。

「世界ラリークロス選手権は昨年、カレンダーにアブダビとスパ-フランコルシャンを追加して、来シーズンはニュルブルクリンクがファミリーに加わることになった。従来からの伝統と新しい開催地の完璧な融合がここに実現し、そして、まもなく2020年の残り2ラウンドの開催地の詳細が明らかにされるだろう」

「また、加速するEVテクノロジーへの世界的な要求に応えるものとして、選手権に最初のEVラリークロスマシンによるシリーズであるProjekt Eが加わることを歓迎したい」

 Projekt Eのカレンダーについてはまもなく発表される予定だ。

■2012年FIA世界ラリークロス選手権カレンダー
1 スペイン(バルセロナ)4月18-19日
2 ポルトガル(モンタレグレ)5月2-3日
3 ベネルクス(スパ・フランコルシャン)5月16-17日
4 ノルウェー(ヘル)6月13-14日
5 スウェーデン(ヘリェス)7月4-5日
6 TBC(※開催地の確定待ち)7月18-19日
7 ドイツ(ニュルブリクリンク)8月1-2日
8 フランス(ロエアック)9月5-6日
9 TBC(※開催地の確定待ち)9月19-20日
10 アブダビ(ヤスマリーナ)10月30-31日
11 南アフリカ(キラーニー)11月14-15日