JAPAN2020/11/18

CUSCOレーシング、GR ヤリスを全日本に投入

(c)CUSCO Racing

 株式会社キャロッセのモータースポーツワークスチームであるCUSCO レーシングは、11 月27-28 日に佐賀県で開催される全日本ラリー選手権第3戦ツール・ド・九州 2020 in 唐津 JN-1 クラスに、トヨタGR ヤリスをエントリーした。ドライバーは柳澤宏至、コドライバーは保井隆宏が務める。

 全日本ラリー選手権JN-1 クラスは2 リッターターボのスバルWRX-STI や三菱ランサーエボリューションなどが出場する国内ラリー最高峰クラスだ。激しいシリーズチャンピオン争いが展開される最終戦で、キャロッセは次世代モータースポーツベース車両である1.6リッターターボのGR ヤリスのポテンシャルチェックを図るべく、いち早く投入する。

 参戦車両にはこれまでのラリーカー同様、自社開発・製作のサスペンションやロールケージなどが装着され、これらパーツの、実戦での極限状態におけるテスト結果を市販アフターパーツへフィードバックしていくという。

 また、唐津のJN-6 クラスにはトヨタ・ヤリスで参戦する水原亜利沙選手を含む、女性クルー6 名がCUSCOレーシングから出場する。