JAPAN2020/02/13

CUSCO RACING、今季のラリー参戦計画を発表

(c)CUSCO RACING

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 株式会社キャロッセは、CUSCO RACINGによる2020年のモータースポーツ活動計画を発表した。アジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)には、マイケル・ヤングと昨シーズン投入した自社開発のC-HR で継続参戦し、チャンピオン獲得を目指す。また、10年ぶりに日本で開催される世界ラリー選手権のラリー・ジャパンには柳澤宏至(シュコダ・ファビアR5/Rally2)ら4台を投入する。

 ヤングは、5月のインターナショナル・ラリー・オブ・ワンガレイ(ニュージーランド)、9月のラリー北海道(日本)のあと、ファイナルとして11月に行われるラリー・コフスハーバー(オーストラリア)への参戦を予定、APRC総合王座を目指す。

 柳澤は全日本ラリー選手権ではスバル WRX-STIを駆って総合王座をめざし、11月のラリー・ジャパンにはファビアR5/Rally2で参戦する。また、CUSCO RACINGでは、参戦マシンと参戦ドライバーは未定ながら、同じRC2クラスにもう一台をジャパンに出場させることを計画している。

 国内ラリーでは、オーディションによりチームに新規加入となった女性ドライバー6 名を様々なイベントでドライバーとして起用する。

 全日本ラリー選手権では、水原亜利沙(トヨタ・ヤリス CVT)のレギュラードライバーに加え、新規加入の兼松由奈(トヨタ・ヴィッツCVT)、永井歩夢(日産ノートe-POWER)の両女性ドライバーと、新たに女性コドライバーの高橋芙悠、美野友紀をチームに迎えて参戦する。

 ラリー・ジャパンには、新規加入のいとうりな(プジョー208 R2/Rally4)、水原がトヨタ・ヴィッツR1/Rally5のステアリングを握る予定となっている。また、過去にCUSCO RACING からラリー参戦経験のある今橋彩佳は、オーディションを経て再びチームに合流しTRD RALLY CUP にトヨタ86で参戦する。