APRC2019/04/21

CUSCO RACING、APRCワンガレイ参戦へ

(c)CUSCO RACING

 2019年5月3〜5日にニュージーランドで開催される、FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権第2 戦ENEOSインターナショナル・ラリー・オブ・ワンガレイに、株式会社キャロッセ(群馬県高崎市・代表長瀬努)は同社のオフィシャルチームであるCUSCO RACING から2 台のマシンをエントリーする。

 同選手権最高峰クラスには昨年に引き続き、マイケル・ヤング/マルコム・リード組がCUSCOヤリス4WDで出場する。ボディワークを一新しアップデートされた。このマシンは、今年2 月のラリー・オブ嬬恋にテスト参戦し、ドライバー、チームともに好感触を得ている。今年もTRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)との技術協力のもと、ヤングのホームイベントともいえるこのラリーで上位入賞を狙う。

 もう1 台は新たにR1 仕様のトヨタ・ヴィッツをこのラリーから実戦投入する。ドライバーはR2やR3マシンでの参戦経験が豊富な川名賢(すぐる)、コドライバーはWRC を始め国際ラリーの経験が豊富な竹下紀子を起用。日本国内でも再び機運が高まっている国際ラリーに対応できる、エントリーレベルの車両開発を目的とし参戦する。

 チームはこのニュージーランド戦に続き、アジア・カップ開催となるモントレー(群馬県)、ラリー北海道、そして最終戦となる中国戦などへの出場を予定しており、昨年、炭山裕矢/保井隆宏組がシュコダ・ファビアR5 で獲得した年間王者の座を守るべくチームで連覇を狙う。