ERC2020/06/12

ERC最終戦のカナリアスの日程が1週間早まる

(c)ERC

 2020年ヨーロッパ・ラリー選手権の最終戦として予定されるラリー・イスラス・カナリアスがFIAの批准を条件に予定より1週間早い11月26-28日に開催されることが明らかになった。

 ラリー・イスラス・カナリアスは、当初、5月7-9日に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの流行によって、12月3-5日の日程が変更された。

 しかし、ラリー・イスラス・カナリアスはERCとともにスペイン・ターマック選手権を併催することになっており、スペイン・ターマック選手権のカレンダー再編を行っていたスペイン王立自動車連盟(RFEdeA)からユーロスポーツイベンツとFIAと対してスケジュール調整に関しての申し出があったものだ。この新しい日程については6月19日に開催されるFIAワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)において承認される予定だ。

「ラリー・イスラス・カナリアスはERCシーズンのハイライトのひとつであるだけでなく、スペイン選手権の重要な構成要素でもある」とERCコーディネーターのジャン-バティスト・レイは説明する。

「スペインのRFEdeAはERCの強力なパートナーであり、すべての関係者にとって都合のいい日取りを決めることが重要だった。また、COVID-19の件で私たちは皆同じ船に乗っているので、お互いに助け合うことが重要となる。解決策を見つけることができたことを大変嬉しく思う」