ヴェルムランド公でもあるスウェーデン王国のカール・フィリップ王子とウルフ・クリスターソン首相が、ラリー・スウェーデンを訪れ、WRCで唯一のウィンターラウンドを楽しんだ。
フィリップ王子は木曜日と金曜日にサービスパークとステージを熱心に見学し、クリスターソン首相は金曜日の夕方にWRCウィンターショーケースに参加し、トヨタGAZOOレーシング・チーム代表のヤリ-マティ・ラトバラの運転でレッド・バーン・アリーナのステージを1周した。
クリスターソン首相は、自身がこのラリーに参加する過程においてフィリップ王子が大きな役割を果たしたことを明かした。
「王子は私がここにいる理由のひとつだ。なぜなら数年前から彼は私のためにこの冒険について説明し、この素晴らしいサーカスの一員になるよう勧めてくれていたからだ。スウェーデンでは何十万人もの人々がこの一員になりたがっているし、何百万人もの人々がテレビで見ている」
クリスターソン首相はまた、ラリー・スウェーデンをWRCカレンダーの象徴的な存在としている特別な環境についても語った。
「この雪と寒さのおかげで、特別なものを提供できると思う。たとえばケニアのラリーとはまったく異なるだろう」
「地元の人間として、我々はこれが大好きだ。私たちはこの雪とともに育ってきた。ウーメオに住んでいれば、ウィンタースポーツが大好きになる」
フィリップ王子は、何年も前からラリー・スウェーデンの常連サポーターとなっている。
「このようなイベントが毎年開催されることは非常に特別なことだ。 地方自治体や観客にとっても大きな意味を持つ。 ここでこのイベントを開催することは本当に重要だと思う」とフィリップ王子は熱心に語った。
モータースポーツファンであり、サーキットレーサーとしても成功しているフィリップ王子は、ドライバーたちが今週末に遭遇する状況についてもこう付け加えた。
「コンディションは最高で、これ以上ないほど素晴らしいものだ。素晴らしいバトルが期待できるだろう」