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ヒョンデ・モータースポーツのティエリー・ヌーヴィルは、ラリー・スウェーデンで待望のキャリア2勝目を飾り、チームにシーズン2勝目をもたらしたエサペッカ・ラッピを称賛している。
開幕戦ラリー・モンテカルロのウィナーであるヌーヴィルは、ラリー・スウェーデンの金曜日、スノーかきのハンデとともに燃圧のトラブルによるペナルティによってトップ争いから完全に脱落することになった。それでも14位から最終的に4位まで追い上げてフィニッシュすることになった。スーパーサンデーのポイントとあわせて彼はこの週末18ポイントを獲得、これは優勝したラッピよりわずかに1ポイントしか少ないだけだった。
「この結果には満足しなければならない。もちろん表彰台に上りたかったが、金曜日は非常に厳しいコンディションに直面した。日曜の朝でさえ、ペースが少し足りなかった」とヌーヴィルはふりかえった。
スウェーデンを2位でフィニッシュしたエヴァンスがこの週末最多となる24ポイントを獲得したが、ヌーヴィルは3ポイント差をつけて選手権をリードすることになった。
「僕らにとっては難しいラリーだったけど、それはここに来る前からわかっていたことだ。しかし、僕らはできるだけ多くのポイントを持ち帰るという目標は達成できた。ミスをせずにラリーを乗り切らなければならなかったし、実際、ミスをしなかったのは僕たちだけだったかもしれないね」
ヒョンデのシーズンは順調なスタートを切った。ヌーヴィルはチームの2戦2勝を喜ぶとともに、この難しいコンディションのなかで優勝を飾ったラッピを最大限に評価した。
「ラッピの勝利はチーム全体をハッピーにしてくれたよ。彼は昨シーズンは苦戦を強いられたが、本当に素晴らしい勝利になった。彼のために本当にうれしいよ」とヌーヴィルは熱く語った。
「チームのパフォーマンスはベストではなかったけれど、それでも勝つことがもっとも重要なことだった。昨シーズンは2勝しかできなかったが、これで2戦2勝だ。週7日ハードワークしているチームのみんなのモチベーションが上がったよ」
