ヒュンダイ・モータースポーツは、2020世界ラリー選手権の最終ラウンドとして12月3日から6日まで行われるACIラリー・モンツァのラインナップを発表、ティエリー・ヌーヴィルとオイット・タナクに加えて、ダニエル・ソルドを起用したことを発表した。
ソルドは今季、3月のラリー・メキシコに出場以来、新型コロナウイルスの影響で出番を失ってきたが、7カ月ぶりのWRCの参戦となったラリー・イタリア・サルディニアで優勝を飾り、チームはマニュファクチャラー選手権でトヨタを逆転、7ポイント差でリードを奪っている。
ソルドは、ラリー・モンツァのベースとなったファンイベントであるモンツァ・ラリーショーに過去5回出場した経験をもち、2010年にはシトロエンC4 WRC、2013年にはシトロエンDS3 WRCを駆ってそれぞれ優勝したほか、ヒュンダイでも2016年と2019年に2度の参戦経験をもち、ともに2位でフィニッシュした経験をもつ。
イープル・ラリー・ベルギーがキャンセルとなったあと、今シーズンにはACIラリー・モンツァが残されるのみとなっており、タイトル争いはイタリアのスパ-フランコルシャン・サーキットで決着することになる。