エサペッカ・ラッピは金曜日の夜、2週間後に迫ったラリー・フィンランドで自身が駆ることになるトヨタ・ヤリスWRCのイメージイラストを公開した。
2017年にラリー・フィンランドでWRCウィナーの仲間入りを果たしたラッピは、スタートの日を待ちきれないでいるようだ。70周年記念のメモリアルイベントとして開催されるラリー・フィンランドで彼が駆るヤリスWRCは、今年のアークティック・ラリー・フィンランドとラリー・デ・ポルトガルでWRC2優勝を果たしたフォルクスワーゲン・ポロGTI R5と同様に彼をマネージメントするイーブン・マネージメントのグリーンのカラーをまとうことになる。
グリーンは、シュコダ・モータースポーツでさまざまなタイトルに輝いたときにもラッピのマシンカラーであり、彼の成長と躍進の節目を彩ってきた重要なイメージカラーである。
ラッピは先週月曜日に2年半ぶりにヤリスWRCのステアリングを握ってラリー・フィンランドにむけたテストを行っている。テストは雨で湿ったグラベルで行われており、10月に開催されるフィンランドにむけた完璧なコンディションでのテストになったと言われている。
ラッピは来季、トヨタGAZOOレーシングWRTに復帰できるかどうか約束はないと語りながらも、母国でヤリスWRCを走らせることが明るい未来につながると語っている。
「トヨタとは約束があるわけではないが、もし僕がフィンランドでいい仕事ができれば、それがそうした道につながると信じている」とラッピは語っている。