ワールドチャンピオンのカッレ・ロヴァンペラが、3月3〜4日にユヴァスキュラで行われるタルヴィ・ラリーに自身が所有するトヨタ・スターレットを駆ってゼロカーとして走ることになった。
ロヴァンペラのスターレットと聞いて、ピンと来る人も多いだろう。彼がまだ8歳のころメタリックブルーに塗られたマシンを駆って雪上をドリフトする映像は誰にとっても衝撃だったはずだ。あのときのスターレットは現在、フルレストアと改造の最中であり、完成を待ってタルヴィ・ラリーで駆るという。また、ロヴァンペラのコドライバーであるヨンネ・ハルトゥーネンも同じイベントでゼロカーとしてトヨタ・カローラGTで走るという。
「すでに知っている人もいるかもしれないが、僕のスターレットは改造中で、もうすぐ完成するよ!」とロヴァンペラはソーシャルメディアで語っている。
「ヨンネと僕はゼロカーで走る。僕はスターレットで、ヨンネはGTカローラでドライブする予定だ」
ハルトゥーネンもラリーを走った経験をもつが、それは一度だけで、2015年のマクセル・ラリーにホンダ・シビックで出場して総合44位となっている。