WRC2019/12/26

タナク、がん協会にクリスマスの贈りもの

(c)Toyota

 オイット・タナクとマルティン・ヤルヴェオヤは、がんに苦しむ子どもをもつ親たちを助けるためにクリスマスイブにプレゼントを贈ることを決めた。

 エストニアのオリンピック委員会は先週、ワールドチャンピオンの称号を獲得した二人に19,000ユーロの賞金を授与しており、二人はクリスマスイブにソーシャルネットワークを介して、受け取った全額をがんの子供の家族を支援するエストニアの協会に寄付することを発表した。

「僕とマルティンは素晴らしい1年を過ごし、夢を達成できた。この成功の大部分は、僕たちを支援するためにラリーに来てくれたすべての人々と、家で僕たちを励ましてくれた人たちのおかげだった」とタナクは語った。

「ラリーで最も人気のある旗がエストニアのものであることは間違いない。エストニアの人々がこのスポーツのファンであることを示している。しかし、今日僕がみんなに話したかったのはそのことではない。僕たちが休暇を祝い、家族と楽しい時間を過ごすことができていることを喜んでいるが、僕らにできるもっと重要なこともあると考えた。エストニアのオリンピック委員会から受け取った賞金を寄付することにしたのはそのためだ」

「この賞金をがんの子どもたちをもつ親を支援する協会に寄付したい。健康上の問題のために、一部の子供たちはこの休日を伝統的な方法で祝うことができない。これがこうした困難な戦いで彼らを助けることを願っている」