トヨタGAZOOレーシングWRTのトミ・マキネン代表は、ラリー・スウェーデンで衝撃的な速さをみせて優勝を飾ったエルフィン・エヴァンスが今季のワールドチャンピオンの候補の一人であることをそのパフォーマンスによって自ら主張したと語った。
エヴァンスは開幕戦モンテカルロではまるで最終日にセバスチャン・オジエにポジションを譲ったかのように3位へと後退、そのミステリアスな失速劇はオジエの7度のワールドタイトルのための隠れたミッションだったのではとも憶測されていた。
しかし、マキネンは、オジエよりエヴァンスのほうがすばやくヤリスWRCに馴染んだことを認め、エヴァンスについてもタイトル争いにおいてこの勢い継続するために最大限のサポートを提供するつもりだと明言した。
「最高だよ。これは予想以上だった。チームのみんな笑顔で、みんながこの週末を誇りに思っている。我々にはタイトルを獲得する可能性のあるエルフィンとスコットという新しいクルーあり、そしてその後にカッレとヨンネがいる。これ以上の幸せはない。我々は彼らがこの勢い継続するために最大限のサポートを提供するつもりだ」とマキネンは語った。
「今週のエルフィンは誰にとっても驚きだったと思う。モンテで、彼のパフォーマンスが少し驚くべきものであることは知っていた。しかし、彼はこのマシンで速く走る方法をあっという間に見つけ、ここスウェーデンでは、その衝撃はさらに大きなものだった。彼の自信はかなり高いレベルにあると思う」